BootCamp、Parallels Desktop 7 や VMware Fusion 4 の仮想環境上で、サミーの 777town が動作可能かどうかを確認してみましたので、ご参考下さい。
BootCamp と Parallels では問題なく動作しましたが、VMware ではゲームのインストールまでは可能ながらも起動できませんでした。
仮装環境がビデオメモリーサイズをどれだけ占有できるか？に関係するものと推測しています。BootCamp はビデオメモリーを常に 100% 占有、Parallels ではゲスト OS 毎に MB 単位で設定可能です。Parallels へインストールした WindowsXP の初期ビデオメモリーサイズは 256MB でした。より多く割り当てることもできます。
一方、VMware にはこの設定がありません。VMware へインストールした WindowsXP のビデオメモリーサイズを調べたところ、128MB しか割り当てられていませんでした。777town の実行ファイルは起動時に、一定以上のビデオメモリーサイズを確保する仕様なのかも知れません。この際に不足していれば、確かに起動できません。
VMware Fusion 4 の次期バージョンとされる VMware Fusion Technology Preview 2012 に期待して入手し、同じく WindowsXP をインストールして 777town の実行を試みました。しかしながら残念なことに、こちらも起動できませんでした。VMware Fusion 4 と同様にビデオメモリーサイズの調整項目が見当たりません。
VMware Fusion 5 (?) の公式リリースまでには追加される可能性があるかな？と少々期待してしまいますが、残念ながら現時点では VMware Fusion で動作させる方法が見当たりません。
777town をお望みの方は、現時点で BootCamp か Parallels を選択するしかなさそうです。申し訳ありませんが、Oracle VM VirtualBox は検証を行っておりません旨、ご了承下さい。
